空飛ぶキャットは旅に出る

飛行機と旅が大好き!とにかく好き!

RIMOWAとわたし

小学生の作文の題名のようなタイトルになってしまいました。

でもいいでしょ、この世には「王様と私」とか「老人と海」とか「タカアンドトシ」とかあるんだし……。

 

と言うことで、今回は晴れて手に入れた憧れのスーツケース、RIMOWA(リモワ)について書き連ねます。

とりとめのない記事です、すみません。

 

 

それまでのスーツケースは……

リモワというスーツケースのメーカーがあることは知っていました。

ゼロハリバートン、サムソナイトなどと並び、スーツケースメーカーでは有名でしたからね。

初めて自分用のスーツケースを買ったのは大学生の頃だったかなぁ。

人生初の海外旅行(タイ)に行くときに5泊用を購入しました。

続いて3泊用、1泊用を購入。

使用頻度が高いのは3泊用ですね。

ノーブランドのものでしたが、不満はなく、旅の相棒として旅行も出張も晴れの日も台風の日も共に過ごし愛着があります。

だから有名どころのスーツケースを新調せずに過ごしてきました。

 

出会ってしまった!

そんなわたしがリモワを超絶に欲したのは、忘れもしない、香港だったかマレーシアだったか……やっぱり忘れましたが、とにかくひとり旅を終え帰国したとき。

羽田空港か成田空港のターンテーブルで自分のスーツケースが流れてくるのを待っていました。

当時は航空会社の上級会員制度などとは無縁でしたし、「早く流れてくる人いいなぁ〜」くらいの感覚でした。

そんなボケッと突っ立ってるわたしの視界に、目も覚めるような素敵なおじさまが映ったのです。

服装はこざっぱりとしていて、仕立てが良さそうな、でも、ラフに着崩している感じがただ者ではないオーラを放っていました。

その場違い感から「芸能人かな?」と思ったほどです。

今振り返ると、フライト直後に疲れを感じさせない佇まいはビジネスクラスの搭乗だったのかな?

そこそこの年齢を重ねているようでしたが、決して若作りをしているように見えなかったのは、その姿勢の良さからかもしれません。

そんなおじさまがひょいっと持ち上げたふたつのスーツケース。

それはそれはシンプルでスタイリッシュなシルバーのスーツケースでした。

取っ手部分にはオレンジ色のタグが輝いていたのを覚えています。

その光景を見たとき、衝撃に近い何かを受けました。

と同時に

「あれがリモワだ!!」

と理解しました。

両手にリモワを引き寄せたおじさまは、颯爽とターンテーブルに背を向け、女性数人と合流(はべらせ?)し、到着口のゲートをくぐって行きました。

それが、わたしとリモワの出会いです。

「かっこいい!かっこいい!!かっこいい!!!」

わたしの中のボキャブラリーは「かっこいい」で埋め尽くされました。

「わたしもオレンジのアレ(プライオリティタグ)をつけたリモワが欲しい!

ふたつも買える財力を身につけたい!

女の子をはべらせられるようなかっこいい人になりたい!」

ほんと単純ですが、かっこいい人の持つかっこいいアイテムに心を奪われました。

こうしてわたしのリモワウォッチングが始まりました。

 

リモワウォッチング

ほどなくして、わたしはSFC修行を始めます。

同時にTwitterにも手を出しました。

するとどうでしょう、タイムラインやブログにはリモワがいっぱい!

下衆な話、「みんな高所得者なのね……」と格差社会を肌で感じつつ、みなさんが選び抜いたリモワ画像に勝手ながらウキウキしました。

軽さを重視した、サルサシリーズ。

なんかもうとにかくかっこいいクラシックフライトシリーズ。

そして今回わたしの相棒になったトパーズシリーズ。

大きいものから小さいものまで、リモワ合戦です。

それでもまだまだ購入する決心はつきませんでした。

 

ちなみにTwitterやブログでリモワ愛をもわもわさせてるVikさんのブログはこちらです。

車輪を変えたり、リモワの本場ドイツに行ったり……開眼すること間違いありません。

徹底検証:日本とドイツで買う時の『RIMOWA』各モデル価格比較! – Hit the frog and toad!

 

いいものを長く使う

少し話が変わりますが、数年前に引越しをした際、気がついたことがありました。

わたしの荷物には無駄が多い。

もっと物を減らそう。

そう思ったきっかけになったのが爪切りでした。

それは100均で買ったもので、ギュリギュリ音がするし、噛み合わせが悪いし、そんな粗悪品が2、3個出てきたのです。

「安くて使い物にならないものを買うなら、高くても長く使えるもの(メンテナンスなどをメーカーが請け負ってくれるもの)を買おう」

と決めたのです。

試しにSUWADAの爪切り(8000円くらいだったかな?)を買ってみました。

切れ味が悪くなったら研いでくれるとのこと。

この爪切りと一生を添い遂げようと思いました。

だから保障のきくリモワもついでに買おうと決心したのです。

 

さかなくん、ダークサイドに堕ちる

「いいものを長く使う精神」を身につけたわたしは、いよいよリモワ購入に向けて本腰を入れます。

そこでパートナーのさかなくんに相談してみました。

 

あさひ「リモワっていうスーツケースがあるんだけどね……」

さかな「スーツケースならもうたくさん持ってるでしょ」

あさひ「ぐぬぬ……」

 

そんなやり取りが何回か行われて、さかなくんにもすっかり「リモワ」という単語が刷り込まれました。

刷り込まれすぎて、なぜかさかなくんがリモワのステルスを買ってしまいました。

 

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なんてこった!!

 

世の中非情です。

マウンティングもいいところです。

まさか……まさか先を越されるとは思ってもみませんでした。

わたしの希望でリモワの直営店に足を運んだと思ったら

「おれ、これにする」

とかおっしゃいやがりました。

さっさと購入するさかなくんに愕然としながら、わたしはまだ購入には至りませんでした。

 

サイズに悩む

リモワの購入に一番悩んだことは、サイズ。

トパーズシリーズを買うのは初めから決めていましたが、いかんせん、サイズが決まらない……。

使用頻度の高い2泊〜3泊できるサイズが欲しいのですが、自分的にちょうどいいサイズがないのです。

さかなくんが買ったのは34リットル。

男性ならこれで2泊くらいできそうです。

しかし女性は化粧品などがありますし、とても容量が足りない。

製品情報を見る限りでは34リットルでもいけそうな気がしていましたが、実物をみると無理だとわかりました。

その上のサイズは45リットル。

これだと若干理想のサイズより大きいのです。

うーん、うーーーん……。

試しに一週間の出張の際、さかなくんのステルスを借りてみました。

ホテルで洗濯をして衣服を着回せばどうにかなりましたが、おみやげを入れるスペースはありませんでした。

 

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スタイル的には32リットルと34リットルがスッキリしていて好きなんですけどね。

でもどうせさかなくんと貸し借りできるなら、わたしは45リットルにしようかな!!

 

いざRIMOWA!! 

フォロワーさんのブログで、個人輸入をしてお安く購入する方法を教えてもらいましたが、なんだかんだ迷っているうちに、ちょっとお祝いできることが自分の身に起きました。

ということで、45リットルのトパーズをプレゼントしてもらいました!!

 

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リモワ東京丸の内店では、購入の処理を待っている間にドリンクサービスがありました。

 

開けー! RIMOWA!!

そして自宅に届いたトパーズ開封の儀!!

刮目せよ!!

ざわ…ざわ…

 

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そして念願の仲良しリモワデビュー!!

 

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どこで撮ったかと言うと……

 

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羽田空港ANAラウンジ!

と言うことは?

そうです、リモワと(あとさかなくんと)一緒に旅行をしてきました!

 

ながらく旅行の記事が書けていませんでしたが、これで更新できそうです。

 

ちなみにさかなくんのステルスをステ蔵、わたしのトパーズをトパにゃんと名付けました。

たくさん、たくさん、ジジイとババアになるまで使い倒します!