「旅行好きー!」と言う人は周りにいても、「飛行機が好きだから旅行する!」という人には、残念ながらリアルでお会いしたことがありません。
わたしは旅行も好きですし、飛行機を見ると心拍数が上がるほどドキドキキュンキュンします。
この気持ちを理解しろとは言いませんが、あわよくば興味を持ってもらえたら…そのまま一緒に「旅行楽しいね、飛行機かっこいいね」と言える仲になれたら…なんなら「修行しちゃおうかな」なんて言ってもらえるようになれば…!!
おっと、欲を出しすぎました。
先日、旅行も飛行機に乗るのも久しぶりと言う人と旅行をしてきました。
まずは旅行に慣れてもらうこと、飛行機がただの移動手段ではないとわかってもらうことを念頭に……そして何より、楽しんでもらうことが一番の目標です!
- 【未来都市みたい!羽田空港!!】
- 【 ラウンジにご招待】
- 【空弁を楽しもう!】
- 【優先搭乗、しかしまさかの失敗】
- 【窓の外はワンダーランドが待っている♡】
- 【あぁ、素敵なエンジン音♡】
- 【大事な荷物とすぐに再会できる】
- 【まとめ】
【未来都市みたい!羽田空港!!】
わたしが修行中に空港を行き来していた間だけでも、空港は変化していました。
その最たるものが手荷物預けカウンターの自動化ではないでしょうか?
今まではカウンターでグランドスタッフ(GS)さんに手荷物を渡し、バゲッジタグを貼ってもらい…という手順が必要でした。
ですが今では搭乗者本人が簡単な機械操作で荷物を預けられるようになったのです。
ANA公式ホームページから手順をご紹介
ANAの国内線のサービスがリニューアル│航空券│ANA国内線
わたしが子供の頃「21世紀は車が空を飛び、食事はカプセルで…」と思い描いていました。
実際、そこまでの発展はないものの、荷物が自動的に吸い込まれて行く様子は、未来都市を彷彿とさせますね。
今回はこちらを利用することはなかったのですが、「今ではこんなこともできるんだよ!」と紹介だけしておきました。
【 ラウンジにご招待】
わたしはプラティナステイタス兼SFCホルダーなので、本人+同行者一名でしたらANAラウンジが利用できます。
ダイヤ様の入れるスウィーーートラウンジではありませんが、秘密のドアを涼しい顔で入る様を見せつけました。
「どう?これが修行の成果よ!」
と心の中でほくそ笑んだのは言うまでもありません。
同行者、おつまみミックスがお気に召した模様。
わたしはビール+ジンジャーエールのシャンディガフANAスペシャルで旅の成功を祈りました。
ここで洗脳活動開始です。
「このネタがわかれば、飛行機はもっとおもしろくなるよ!」
と見せたのがこちらのブログ。
わたしは涙が出るほど笑い転げましたが、非修行僧には若干理解が難しいようでした。
しかしながら
「タッチってどう言うこと?」
と興味を示し始めたので、しめしめ、と思いつつ、優しいお姉さんを装って懇切丁寧に説明をしました。
現段階では同行者が撒き餌に近づいて来ただけ。
あとは実際に機内に引きずり込み、飛行機を楽しませよう……。
【空弁を楽しもう!】
「空弁選ぼ、空弁♬」
「そら……べん……?」
空弁とは、機内で食べるお弁当。
駅弁なら馴染み深い言葉ですが、空弁はまだまだのようですね。
空港のANAフェスタでも空弁は購入可能です。
1000円以上の購入時、ANAカードの提示で10%オフになります。
二人分の空弁(わたしはカツサンド、同行者は鯖寿司……渋いな)と飲み物を買い、搭乗ロビーへ向かいました。
【優先搭乗、しかしまさかの失敗】
ステイタスホルダーの醍醐味、優先搭乗。
どうせ搭乗者は同じ機材に乗って出発時刻も到着時刻もみな同じなんだから、あまり意味ないんじゃないの?と思いがちですが、手荷物がある場合は話は別。
手荷物を収納するスペース(オーバーヘッドコンパートメント)は限られています。
自分の座席の頭上に空きがない場合は、違う座席の収納に入れられてしまうことも。
となると、取り出す時は狭い機内の通路が空くのを待たねばなりませんね。
(飛行機が着陸し、シートベルト着用サインが消えると、みな一斉に通路に出て荷物を出すので割って入るのは不可能に近いです。運良くCAさんが確保してくれる場合もありますが)
そこで、優先搭乗で収納場所を確保すれば、すんなり降機できるのです。
しかしまさかの赤っ恥。
座席をひとつ前と間違えて座っていました!
紳士から
「そこは僕の席のようですが……」
とお声がけがあり、スミマセンスミマセンとペコペコしながら席を移動しました。
優先搭乗でも、いや、優先搭乗だからこそ座席はしっかり確認して座りましょうね!
【窓の外はワンダーランドが待っている♡】
整備を終え、搭乗客を乗せたらいざ出発!
目的地に心を奪われがちですが、ちょっと待ってください。
あなたが今乗っている飛行機はなぜ飛べるの?
多大な方の協力があることを忘れてはいけません。
それにほら、お見送りだってしてくれるのだから、お礼に窓から手を振りましょう!
飛行機の窓はとても小さいのですが、整備士さんたちにも手を振る様子がわかるそうですよ。
こちらが手を振ると、両手を大きく振って応えてくれる方だっているのですから!
(以下は米子空港の写真です)
最初は数名のお見送りも……。
増員し……。
みんなさんが見送ってくれるのです!
では次に、ミ○キーの顔の中に注目!
千葉県上空からはディズニーリゾートが見えたり……
(しかもこの時、共通の友人がシーにいたという偶然)
他の飛行機と競争したり……!!
でもね、やっぱり楽しみなのは富士山を見ることでしょう!
左右どちらの座席を選べばいいのかわからない場合でもANAのオフィシャルサイトから検索が可能です。
わたしはこれをチェックし座席を選びました。
もちろん同行者に楽しんでもらうため
「わたしは去年飽きるほど乗ったから窓側どうぞ~(全然飽きてないけどね、窓側いいな、ちっ)」
と言って譲りましたとも。
【あぁ、素敵なエンジン音♡】
ちょっと理解されにくいのですが、エンジン音っていいですよね。
鈴鹿サーキットで聞いたF1も、ツインリンクもてぎで聞いたインディも最高でしたが、やっぱり最近ドキドキするのは飛行機のエンジン音ですね。
聞き分けできるレベルではありませんが、なんていうかこう、いいですよね。
とあるスポーツカーに乗っている同行者、この辺も好きになってくれるといいのですが。
【大事な荷物とすぐに再会できる】
ステイタスホルダーの特典で優先搭乗よりもありがたいのが、荷物の受け取りが優先されることだと思っています。
このオレンジタグ、憧れていたのです♡
荷物を早く受け取った分、さっさとレンタカーの手配を進めたり、時間を有効に使えます。
ほらね、飛行機のステイタスって素敵でしょ?
新幹線じゃこうはいかないでしょ?
【まとめ】
結果から申し上げますと、成功でした!
と言うのも、最近「飛行機楽しかったなぁ、また乗りたいね」と言ってくれるようになったのです。
窓側席を譲った甲斐がありました。
でも反省点も。
この記事、飛行機を好きにさせるためのプロセスを書きたかったのですが、だんだん「いかにわたしが飛行機好きかを主張する記事」に変化してしまいましたね。
自分の主張ばかりしていてはいけません。
と、わかってはいますが、今度はプレミアムクラスにでも乗ってもらおうかなーとニヤニヤしております。
おしまい。